南海の駅名標
 南海では平成元年4月より「南海電鉄旅客案内サインマニュアル」を制定し、主要な駅でこのサインマニュアルに沿ったサインシステムの整備が進められました。このサインシステムは、『第24回SDA賞コンテスト(日本サイン・デザイン協会主催。日本で唯一のサインに関係する賞)』の「SDAシステム部門賞」を受賞し、優れたサインシステムとして認められています。現在最新の駅名標はこのサインシステムに沿ったデザインのものです。
 しかし、このタイプの駅名標は今のところ主要な駅でしか見られず、その他の駅では従来型の駅名標が数多く残っています。従来型といってもそのバリエーションは豊富で、相当な昔からそのまま残されているようなものも見受けられます。
【アイコンについて】=現存しないもの
南海線(高師浜線・加太線・和歌山港線)
新型
2007.10.13
「南海電鉄旅客案内サインマニュアル」に基づいてデザインされたタイプ。
高石駅
Yokochanさん撮影
最新デザインの1世代前に整備されたタイプ。


蛸地蔵駅
2007.10.13
泉佐野駅
Yokochanさん撮影
空港線と分岐するため空港線のラインカラー(紫)も配されている。
空港線
りんくうタウン駅
Yokochanさん撮影
高野線
新型
撮影日不明
最新デザインのもの。


今宮戎駅
撮影日不明
吊下式のものは古いデザインであるが、建植式のものは最新のデザインとなっている。
三国ヶ丘駅
Yokochanさん撮影
高石駅と同様、1世代前のデザイン。
河内長野駅
2007.10.13
1世代前のデザインであるが、文字の配置や次駅名部分にあしらわれている色が高野線のラインカラーである緑になっているなどの違いが見られる。
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